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個人的意見:映画感想
※『』内はネタバレとなっています。ドラッグで反転させてご覧ください
ロスト・イン・トランスレーション Lost In Translation
ロスト・イン・トランスレーション

監督:ソフィア・コッポラ

出演:ビル・マーレイスカーレット・ヨハンソンジョヴァンニ・リビシ

東京に来たアメリカ人2人。ボブとシャーロット。
2人の疎外感、倦怠感がアリアリと出てる映画。
ボブなんて東京着いた途端(多分その前から)すでに疲れてる。

これはねぇ、引越しして寂しい思いした人とか、そうゆう
「自分の領域」以外に踏み出した人ならこの寂しさは判ると思う。
どこに行っても人があふれているのに、自分は一人きり。
行き場がない。と言う寂しさが画面からにじみ出てます。

スカーレット・ヨハンソンってすごくかわいい顔してるのね。
電話した後で泣いている所なんて10代の女の子みたい。

私としてはジョヴァンニ・リビシが出てたのは高ポイントです。
シャーロットの旦那さん役の人ね。好きなのよ。

ただあまりにも「日本人」を出しているのがちょっと気になる。
今までの海外映画に比べたらまともな(?)日本人なんだけど、
店員も病院も医師さえも日本語。
当たり前と言えば当たり前だけど、普通は何とか伝えようとするはず。
英語の分かる人を連れてきたり、片言の英単語を並べて
どうにかして伝えようとすると思うんだけどなぁ。

それとCMや撮影で訳の分からない要求をする日本人スタッフを見て
なんだか恥ずかしくなってしまった。

この話は恋物語みたいなんだけど、そうゆう感じはなかったな。
ただ同じ痛みを持つもの、息苦しさを感じる者達が肩寄せ合っている。
そして寄り添うことで呼吸が楽になり、感情が戻る。
と言う風に感じたなぁ。

ただラストでボブがシャーロットを追いかけ、抱きしめ、耳元で
何かささやく。そしてこの時初めて唇へキスをした。
このシーンを見るとやっぱり恋物語なのかなと。

耳元で何を言ったんでしょうね?


公式サイト

第76回 アカデミー賞 
オリジナル脚本賞:ソフィア・コッポラ

英国アカデミー賞
主演男優賞:ビル・マーレイ
主演女優賞:スカーレット・ヨハンソン
編集賞:サラ・フラック

第61回ゴールデン・グローブ賞
作品賞(ミュージカル/コメディ部門)
主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)
脚本賞 受賞

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