個人的意見:映画感想
※『』内はネタバレとなっています。ドラッグで反転させてご覧ください
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マレーナ MALENA
マレーナ マレーナ
モニカ・ベルッチ (2001/12/21)
日活

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監督:ジュゼッペ・トルナトーレ

出演:モニカ・ベルッチほか

少年の初恋物語と思って観たんだけど、ちょっと違うものになった。
もちろん少年の初恋が出てくるんだけど、それよりも戦争に
翻弄された一人の女性の物語の方が私には強く残った。

重い。でもいい映画だと思う。

モニカ・ベルッチはハマり役。
映画に色を添えるだけの女優さんと思ってました。謝ります。
すごいです。とにかく。
映画では少年の目を通してみているので彼女が心情を話すことはない。
だけど、仕草や表情でキッチリ表現している。

男の子の想像がすごい。分かりやすい。
父親に「かきすぎは目を潰すぞ」と言われると今度は盲目の役だよ。
すごいね。

戦争が終わり、敵兵と寝たマレーナがリンチされる。
女の嫉妬はなんて醜いんだろう。
もちろん敵兵に抱かれた女という名目もあるあろう。
それでもこんなのあんまりだ。
マレーナは自分なりに生きていこうとしていたのに。
こんなの悲しすぎる。

彼は本当にマレーナが好きなんだ。だけど若いから無駄に純粋。
ただあまりにも「見ているだけ」の彼にイラつく。
なぜ声をかけない。なぜ助けない。
周りの男たちもそうだ。
それまでちやほやしていたのに助けようとしない。
やめさせようともしない。
それまで高いヒールのパンプスを履き、派手な服を着て町を
歩いていたマレーナ。
そのパンプスや服を抜いたマレーナが欲しかっただけであって、
マレーナそのものにはだれも興味を持っていなかった証拠だ。

マレーナの夫が生還し、マレーナを連れて戻る。
初めて町を一緒に歩いている時のマレーナの表情、
仕草がとても悲しい。
地味な服を着て、皺ができ、おとなしくなったマレーナを町の人は
リンチなどなかったかのように受け入れる。
その汚さに嫌悪感を抱きつつも、これからの彼女の生活が
穏やかなものであることを祈る気持ちになる。

この映画で女の醜さを見せ付けられた気がした。

最後にレナートはマレーナを助け声をかける。
最初で最後の会話。



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